正チャン帽ありますか

NCBRERE141

「そちら原宿の帽子屋さんですよね。ショウチャンボウはおいてますか?」

昨夜、こんな一本のお問い合わせ電話を頂きました。

 

ショウチャンボウ・・・ああ、正チャン帽ですね。

正チャン帽。久しぶりに聞きました。

正チャン帽とは、毛糸で編んだニット帽、今で言うビーニーのような帽子です。

大正時代の人気漫画「正チャンの冒険」の主人公、正チャンがかぶっていたのでこの名前がついたようです。

昔確か親がこんな言い方してましたが、自分では使った事が無い言葉だったので一瞬答えに詰まりましたが、当店ではビーニーの取り扱いがあります。

すぐに「ございます」とお答えできました。

 

ところで、今回気になったので改めて正チャンのことを調べてみたら、タンタンに似てますね。

タンタンにインスパイアされたのかなあと思ったら、年代からすると逆なんですね。むしろタンタンが正チャンにインスパイアされた可能性がありますねこれは。

実は僕はタンタンが大好きなのですが、正チャンの本も機会があったら読んでみようと思います。

ちなみにタンタンといえば、タンタン自身は帽子の印象はありませんが、ハドック船長のキャプテンハットはもちろんのこと、デュポンとデュボンの刑事コンビは常に山高帽をかぶっていますし、ビーカー教授もよくハットをかぶっていますよね。

当時のヨーロッパでは、男のファッションには帽子が欠かせないものだっただろうという事がよくわかります。

 

そんなことを考えながら、当店も年配の方にも知っていただけるようになってきたのかと、ちょっと感慨深いお問い合わせ電話でした。

ではまた